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温泉ソムリエです。源泉掛け流しの温泉を中心に湯巡りしながら、食べ歩きを気ままにご紹介…。

長万部温泉「丸金旅館」

「盤石温泉」の素晴らしい湯を堪能したあとは、一気に国道5号線を北上
そして、長万部(おしゃまんべ)町で、少し遅い昼ご飯にします。
「オ・シャマンベ」って、ヒラメのいる所の意味があるそうですょ

シーズンオフ&平日&お昼時を少し過ぎているので、観光バスもありません
かにめし本舗「かなや」は、創業80年の老舗、道内外の観光客には有名だょね
かにめし本舗  かにめし
今日は、ゆっくり食事ができそうね
もちろん、オーダーするのは「かにめし」1050円
駅弁よりご飯の量が多い気がするんだけど・・・思い違いかな

長万部町は源泉掛け流し温泉でも有名ですょね
天然ガス開発を目的に試掘作業を進めていたところ、昭和30年2月12日に天然ガスと一緒に温泉が湧出、以来温泉街が形成されたそうです。
その後、温泉を有効的に活用しようと、昭和38年に長万部温泉利用協同組合が設立され、現在では組合員9名、そのうち宿泊施設は8軒あるそうです。

そこで、立ち寄ったのが長万部駅裏にある「丸金旅館」

この旅館は、昨年宿泊した「長万部温泉ホテル」の真向かいにあります。
こちらの玄関先にも赤の提灯が下がってて・・・

玄関を入ると受付があり「いらっしゃいまんべ~ッ!」とお出迎えしてくれたのが・・・
いらっしゃいまんべー
9歳にして「うるせぇ、この豚野郎ッ!」と発言をしてしまった。
頭はアイリス、耳はホタテ、そして体が、性格はかなりストイック、しかも使用取り消しになってしまった「まんべ君」じゃないですか~
丸金旅館でひっそりと・・・本体は何処に・・・

ご主人に、1000円(大人1名500円)を手渡し、奥の浴場へ
丁度宴会なのか、団体客なのか、旅館内がバタバタの様子です

浴場前にはソファーが置いてあり、休憩スペースになっており
暖簾  休憩
休憩スペースからは、水車が回る中庭が見え、ゆっくりできそうです。

縦長のこぢんまりした清潔感のある脱衣所です
脱衣所
ただ浴場出入り口が緩いスロープになっているので、湯上がり後はよく足を拭かないとツルンとやっちゃうかも
もちろん温泉分析書や水質検査結果も掲げられています。

源泉名 長万部温泉(長温R2号)
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(高張性よわアルカリ性高温泉)
泉 温 49.5℃(気温22℃)
湧出量 600リットル/min
知覚的試験 淡黄色わずかに濁りあり、強塩味、無臭
ph 値 8.0
密 度 1.0059(20/4℃)
蒸発残留物 10.41g/kg(180℃)
試験年月日 平成3年6月12日

浴場は湯気もうもうとしてますが、渋いタイル造り

洗い場も4つあり、シャンプーなども揃っています。

浴槽1
内湯には浴槽が2つあり、薄い緑の湯が檜の枠から溢れ出て
湯温は41℃と44℃に設定されているので、私は41℃の方でのんびり
若干の湯花が舞っていて、ツルツル感もよく微かにオイル臭がありますが、本当に心地よいお湯
浴場は、交互に入れ替えなるようで、この日の女風呂は檜湯、男湯の方は岩風呂だったようです。

そして、ここの丸金旅館には長万部温泉では唯一「飲泉許可」を得た飲泉所があります
飲泉
薄い塩加減で、少し苦みもある感じがかな~

露天は・・・完璧に塀に囲まれてます
露天
内湯は湯気が多いので、それからは解放されるって感じですが、超ぬる湯なので、今回は撮影だけにしました。

露天風呂には、同町内の「二股ラジウム温泉」から運ばれてきた「放射性石灰華(樋口石)」が鎮座しています。
男湯の岩風呂では、この樋口石から湯が注がれているようで、ラドンの湯になっているのかな
石灰華
怖い。何シーベルト?なんて馬鹿な事を考えてはいけません
ラジウムの崩壊生成物あたるラジウムエマチオン、つまりラドンは半減期が3.84日、また樋口石に含まれるラドンは超微量なので人体に悪い影響ありません
それどころか、微量のラドンは良い効能があるくらいです
・・・と長万部温泉とは関係ない事を書いてしまいましたが、長万部の湯でになって、帰路につきました。

そして・・・途中で「さんまつみれ鍋」を食し
さんまつみれ鍋
帰って体重を量ると 「食欲の秋」ご注意を・・・

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長万部温泉「丸金旅館」
住所 北海道山越郡長万部町字長万部403
 01377-2-2617 FAX 01377-2-3790
営業時間 7:00~22:00
公式サイトhttp://www.marukinryokan.jp/



(2012/10/10)
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盤石温泉「盤石山荘」

日本海から国道277号に入り、雄鉾(おぼこ)岳の麓「おぼこ荘」で野趣溢れる露天風呂を堪能したあとは、一気に噴火湾沿い国道5号線を目指します
内浦湾(別称噴火湾)は、渡島半島の東岸、室蘭市のチキウ岬、及び駒ヶ岳北東麓の松屋崎に囲まれた、直径50kmの円形の海域で、鮭、烏賊、鰈がよく獲れるほか、ホタテの養殖が盛んです。

国道5号八雲町落部交差点から「銀婚湯」方面へ行くと
入り口の看板が右側に見えちゃうので・・・
目的のは、もう直ぐそこ
そこを右折して、盤石大橋を渡り・・・ちょっと行くと林道になり極端に道幅が狭くなります。
今年の1月に訪れた時は、林道入り口にを駐車して、徒歩で進んだのでしたが、私1人では怖くなって引き返したのでした

5分も行くと、木々の間から湯小屋が見えてきました
「湯とぴあ臼別」に続き、ど~しても連れにココで湯浴みして貰いたくて、今回強行した湯巡り
湯小屋に行くには、川の手前に2~3台駐車可能なスペースがあるので、そこに駐車してから、極めて危険と張り紙がされた橋を渡ります。
駐車スペース  橋極めて危険

やっと連れて来られました

私は、冬に断念しているので、1年ぶりの訪問になります
連れとは1度目は場所が分からず・・・2度目は日が暮れてて断念・・・

今は完全立入禁止となったアノ湯小屋に、どこか似てますねぇ

若オーナーさん手作りの「盤石山荘」の看板が味があって良い感じ (マウスオンして見てね)

湯小屋は内鍵が掛けられるので、安心して湯浴みできます
でも、オーナーさんが言うには、この辺りはヒグマが多く生息しているらしいので、生ゴミ等は持ち帰りましょう
小屋周辺や小屋内に食べ物の臭いがしたら、突入しかねませんょ
脱衣室1  脱衣室
喜んでいる私を尻目に、「脱いだ服はどこに置けば良いんだい?」と、連れはドン引きの様子
そう、は函館で炭焼き「梁山泊」のオーナーさん個人所有の温泉を善意で無料開放されているのです。
どうして無料開放しているかについては・・・こちら「北海道B級グルメ徒然記」を読んでくださいませ
とても感動的な話が記載されています。

以前は愛好家さんの中で、静かに楽しんでいたでしたが、温泉関連の本やラジオなどでも紹介されたり、オーナーさんが多くの方に楽しんで欲しい・・・と希望があり、最近ではブログ等でも場所が公となりました。

さて、湯浴みの前に・・・今回は函館まで焼肉を食べに行けないので、ちょっとばかりのお礼を「歓喜」に入れ、ノートにお礼を書きます_
歓喜  記帳 

石をセメントで組んだだけの茶色と緑の温泉成分が付着した湯船に、身を沈めると
浴槽
思わず大きく息が漏れてしまいます
さっきまで、少し引き気味の連れも「おぉぉ~~」と歓喜

薄く白濁した新鮮な湯が絶えず注がれ、排湯口から湯がドンドン溢れ・・・
湯口1  排湯
これだけの温泉を善意で無料開放されていらっしゃるオーナー様に感謝

そして、愛好家さんたちのシャンプーやボディソープかな?もちろん手は付けません
管理されている愛好家さんたちにも、感謝です
シャンプーなど  湯船

鉄臭と渋味と塩味が混じったような湯、全身にコーティングされる様にになり
湯浴み  盤石温泉
次は、いつ来られるか分からない盤石の湯を思う存分堪能しました

帰りに湯小屋の周りを見てみると・・・直ぐ裏に源泉井があったんですねぇ
これは新鮮な湯極まりない
裏  梁山泊

個人所有の温泉なので“マナーを守り、節度を持って”この温泉を大切に利用されることを望みます。
そして、ヒグマ生息地です。
ゴミの持ち帰りは、ヒグマの命とこの小さな温泉を守る事にもなると思います。

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盤石温泉「盤石山荘」
住所 北海道二海郡八雲町
入浴時間 24時間
定休日 無休(冬期林道閉鎖)
 
(2012/10/10)

濁川温泉「温泉旅館 中央荘」

函館湯の川を梯子していた連れですが、この日私は「新栄館」で湯浴みしたたけ
「新栄館」の帰りに「もう1軒くらい寄りたい」って事で、道道788号沿いに看板があり、ポツンと雪原に佇む中央荘に立ち寄る事にしました。
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2階の部屋に灯りが点いてるって事は、宿泊客が居るようです

玄関のガラス戸もピカピカに磨かれ、宿内もとても清潔で・・・
CA3C0289L; CA3C0275L;
声を掛けると、丁度夕食の準備で忙しい時にお邪魔しちゃったようで愛想の良い女将さんが厨房から走って来て、快く日帰り入浴を受けてくれました

大人1名300円の入浴料を手渡し、大浴場へ向かいます。
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脱衣所は、飾り気もない洗面所とロッカーのみ、等の貴重品は受け付に預けると良いかもしれませんね

のビーチボールとベビーバスが、気になっちゃうね小さい子が居るのかな?

さて、旭川まで400km近くと道のりは遠い
さっさと湯浴みを終わらせ、帰路につかなきゃ~と、あまり期待もしないで、ガラス戸を開けて
タイル貼りの主浴槽1つとカランが2つの超シンプルな浴場なのですが・・・

「豊富温泉」より弱いけど、同じ濁川温泉の「新栄館」「天湯」と比べると遙かに濃~い臭いがプ~~ン

塩ビパイプから、永遠にドバドバと注がれる源泉
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タイル浴槽の縁のかけ流しスポットからお湯が勢いよく溢れているけど、浴槽に身を沈めると

黄土色に濁った湯が、浴槽全体から勢いよく
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土類と油臭が湯気とこもるせいで、湯温より少し熱く臭いも強く感じましたが、思わずとため息
シンプルな浴場には、塩ビパイプで注がれる音以外は何も聞こえないく、そんな素敵な湯を貸切り独り占めしているなんて幸せな時間
この時だけでも、さっきまでの苦しみから放たれた感じになれました

男湯の窓の外には、3つのタンクがあり、それらのタンクを経由して湯温調整され、各浴場へ送湯されているそうです。  
濁川温泉は、どこの旅館もそれぞれ特徴的な源泉を持っているので、にこりの湯・五色・美完成・保養センターにも行ってみたくなりました。

脱衣所等で温泉分析表を探してみましたが・・・女将さんも忙しそうだったので
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こちらだけ
泉 質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉

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濁川温泉「温泉旅館 中央荘」
場 所 北海道茅部郡森町字濁川75-8
 01374-7-3010 FAX 01374-7-3010
日帰り 7:00~21:00
入浴 大人:300円 子供:150円 (客室利用の休憩は+500円/1人)
公式サイト
http://www.hakodate.or.jp/komagatake/onsen/nigorigawa.htm
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ss/num/yado/chuosou.htm



(2012/01/19)

濁川温泉「新栄館」再訪

国道5号線から道道788号に入り、20分ほど行くと
標高約350メートルの山々に囲まれた直径およそ2kmのカルデラの中に濁川温泉郷があります。
地熱発電所の大きなパイプを潜って、お爺ちゃんもお婆ちゃんも元気かな?としながら「新栄館」に向かいました。


正面が明治館、その左が大正時代に建てられた大正館、右の白い建物が昭和(1986年)に建てられた新館になります。
濁川温泉は1807年ごろに湯治場が開かれ、新栄館の開業は1900年、その当時からある湯小屋です
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10ヶ月前に宿泊したのが、あの白い建物昭和館で、とても印象深く楽しい一夜でもありました
宿泊の過去記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-246.html

今回は日帰り入浴なので、正面の明治館から入ります。
厨房(?)に居たお爺ちゃんとお婆ちゃんに、声を掛けると「よく来てくれたね」と歓迎歓迎
おおお…爺ちゃん、動いたらダメだって~
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ま、前回「恥ずかしい」と拒否ってた年上女房のお婆ちゃんを今回写せたから ※お爺ちゃんは過去記事宿泊編をご覧下さい。
あの時、一生懸命に料理を作ってくれた息子さんは、お出かけ中とか・・・
再会を喜んで、いっぱい話しまくり、何を話したか覚えてません
「絶対に覚えてないょなぁ~」と思いつつ、入浴料を渡し浴場(混浴)へ

相変わらずですねぇ~眩暈が起きてるんでなく、床が歪んでるんですょ
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隠し部屋があるそうで、その昔漁師が湯治に訪れた時に賭博部屋に使ったとか

先客が居なかったので、混浴の方で湯浴みする事にしたのですが、直ぐに男性客が次々と・・・
温泉分析表も、相変わらず年季が入ってて読めませんでした
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男性客が居る浴場へ、ちょっと緊張しながら・・・

あららら・・・湯煙で全く見えないわ、それに気を利かせてくれ1番奥の浴槽で背中を向けてくれてます。
ありがとうございます。これで結構のんびり湯浴み出来ちゃいました

湯気が凄くて、不可、過去記事の画像をしますね
岩をくりぬいた浴槽が3つあり、床一面が堆積物で見事な黄土色になっています

奥の浴槽に先客の方が入ってたので、私たちはその隣の浴槽で・・・確かココが1番ぬる湯だったはず(?)
連れと2人で入ると、ザバ~ッと溢れるお湯が気持ちよくほんのり油臭がします。
舐めてみると若干塩味、細かい湯花も・・・とても柔らかく肌触りの良いお湯
それに連れとお喋りしながらの湯浴みは、とても楽しい
前回宿泊時の浴室編http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-245.html

久しぶりの「新栄館」の湯を堪能して
ずっと背中を向けられていた男性客に申し訳なく、一足早く上がる事に・・・
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そして、お爺ちゃんとお婆ちゃんの所に顔を出すと
「ほれ、これ持って行けッ」
「えお茶?」
「濁茶(どぶちゃ)濁茶
「爺ちゃんのだね」
するとあの笑顔で「そうだ」と・・・
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お爺ちゃんの特製濁酒を頂いちゃいました
お爺ちゃん特製の超美味しいハチミツ発酵酒にして~と言いたかったけど
私も連れも飲めないので、来月のオフ会に持参します。ちょっと足りないね・・・。

次は、いつ「新栄館」に行けるかな?

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濁川温泉「新栄館」
住 所 北海道茅部郡森町字濁川49
    01374-7-3007
日帰入浴時間 400円
入浴時間 08:00~21:00 無休



(2011/01/19)

湯の川温泉「湯元 漁火館」朝湯・朝食

突然函館に宿泊することになり、湯の川温泉街の漁火通りより、1本海側に入ったところに佇む「湯元 漁火館」に宿泊
は、目の前が津軽海峡で遠くに青森県の下北半島大間崎、そして函館山も見ることができ、朝は日の出を・・・夜には水平線に漁火も見る事ができます。
それらを波の音を聴きながら、露天風呂から見られるのが、とてもロマンチックでした
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前夜の記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-452.html

とても良い湯で、前夜2度ものんびり湯浴みてから、日の出時刻を調べてから就寝
疲れていたのに、どうしても露天風呂を独り占めしたく・・・と思ったかは分からないけど、5時半に目が覚め
ちょっとを観てから、浴場の方へ やっぱり予想通り誰も居ませんね
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さ~海の見える露天で、のんびりと7時の日の出を待ちましょう


夜が静かに明けていくと、昨夜とは違う景色が・・・函館山もぼんやり見えてきました。
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漁り火を点けながら、二艘の漁船が移動していきます

7時だ 露天風呂ギリギリで立ち上がると、丸見えなんですが~
そんな事は気にしてられません
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身を露天風呂から乗り出して・・・撮影したけど雲が分厚すぎて、薄っすら色づいたたけでした
「ま、いいかぁ~仕方ない」
それにしても、十勝岳温泉と違い函館は温かいね露天風呂に長い時間居ても髪が凍らないょ

お部屋に戻って、ベッドの上でゴロゴロしていると、朝食の時間になりました。
私は、ゆっくりしたかったので、1番遅い8時の朝食です
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食事は、こちらの木の温もりと開放感のある「漁火亭」で・・・

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どの席に座っても海のロケーションが素晴らしいのですが、私は海を目の前にしたカウンター席に朝食が用意されてました
先ほどまで分厚かったも晴れ、青森県下北半島が見る事もできます

仲買人の資格をもつ主人自らが、毎朝セリで仕入れ、養殖物・冷凍もの・輸入ものを一切使ってない近海魚介料理が運ばれてきました。
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・・・と言っても朝食ですから・・・活イカ刺身・煮鰈・数の子プリプリの松前漬け・布海苔の味噌汁・黒豆・白菜おひたし・香物

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函館名物 「活イカ」の刺身
透明でキラキラのイカ刺ししょうが醤油で食べると
素敵な料亭で綺麗な景色に美味しい食事・・・周りは楽しくお喋りしながら食事中・・・
いつもの連れが横に居ないのが、超寂しくなってしまい
一膳しか食べずに、さっさと食事を済ませ部屋に戻ってしまいました
連れが居たら「体調悪いのか」と驚くだろ~なぁ

そして、チェックアウトの10時まで時間はたっぷり観光の予定もないので・・・
4度目の湯浴みに向かっちゃいました

源泉名 湯元漁火館1号井
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
泉 温 47.8℃(気温13℃)
湧出量 600L/min
知覚的 無色澄明・鹹味及び塩味、無臭
ph 値 6.4
残留物 7.376g/kg
総 計 8.042g/kg

あれれ また誰も居ません 4度の湯浴み全て貸し切り状態
満室だったはずなんだけど、みなさん余り入浴しないのかな?

内風呂の湯・・・熱いです でも加水するのが勿体なくて頑張ってみました

湯気昨夜よりもうもう・・・
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美瑛町の白金温泉の湯色に似ているけど、漁火の湯の方がずっと透明で、湯上がり後はベタベタ感が残るようで・・・いつまでも

湯量も豊富で・・・新鮮な湯がどんどん注がれ、ドバドバとオーバーフローされていき、爽快な気分になりますね
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熱くて耐えられなくなったので、湯煙と青空の露天風呂へ
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浮き球の照明灯りが消えてました

良いですぅ~幸せですぅ
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あの空も・・・波の音も・・・この湯も・・・

この景色も・・・私だけ独り占めですぅ
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内湯からも海を眺められるけど、露天からの眺めるダイナミックな海は最高です
この感動を分かち合う連れが居ない事が、めちゃ残念でしたが・・・
改めて息子に感謝して、お部屋に戻りチェックアウトまで

帰りに「湯元 漁火館」を

平成5年5月オープン、平成12年5月には新館が増築され、建物は3階建の温泉宿
次に函館に来た時は、夕食付きで宿泊したいですね

そして、前日暗くて確認出来なかった玄関前の水音の正体が判明
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階段横の岩組の間を、露天で溢れた湯が湯煙を立てて流れていたのでした素敵かも・・・

息子の寮にを戻す前に、もう一風呂浴びようと立ち寄ったのが・・・
「漁火館」からで1分の大衆浴場「日乃出湯」
は、温泉教授の松田忠徳さんが北海道で唯一の全国レベルの温泉銭湯と評価したところでもあるそうですが・・・よく分かりません
昨年12月28日で閉鎖との貼り紙が・・・ 昨夜から「明朝は・・・」と楽しみにしていたので残念
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ガッカリして漁火通りをしていると、大きなホテルの前に「源泉1号井戸 漁火館」の行灯を発見
「漁火館」まで、少し距離あるわぁ
確か温泉分析表では、湧出場所は375番3号だったので、なのかな?
家2軒分は離れているんですねそれで、あの湯温とは・・・

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湯の川温泉「湯元 漁火館」
住所 〒042-0932 北海道函館市根崎町375番1号
 0138-57-1117・FAX0138-57-2641
日帰り 12:00~18:00  無休
入浴料 500円(大人・子供)
    1100円(岩盤浴=浴衣、タオル付)・700円(岩盤浴のみ)
設備  貴重品ロッカー(女性のみ・無料)・ドライヤー(無料)
     シャンプー・ボディーソープ・岩盤浴「漁火の癒」
公式サイトhttp://isaribikan.hakodate.ne.jp/



(2012/01/09)

湯の川温泉「湯元 漁火館」夜の湯

津軽海峡を渡り、青森で湯巡りしているお友達と合流する予定でしたが・・・
息子の一言で、3連休のド真ん中、この観光の街「函館」に一泊することになりました。
しかし・・・もう18時過ぎ湯の川温泉に宿泊できるだろ~か?
んで、前から目を付けていた「漁火館」に
「夕食の準備は出来ませんが、海側でない洋室でしたら、一部屋だけ空いてます」って
海側でなくても・・・部屋は二の次!三の次! 源泉100%に、ゆっくり浸かる事ができたら、良いんです~ぅ
夕食は、ユキヒロさん・ちなさんの「北海道B級旅グルメ徒然記」でご紹介され、以前湯浴みした時に入手していた名刺を持って「炭火焼肉梁山泊」で食事することに・・・
息子と楽しい会話、美味しい焼肉と・・・久しぶりの母息子の時間を過ごし、その後息子を寮に送り届け、私は今夜宿泊の「湯元漁火館」へ、ちょっと寂しく1人で向かったのでした

22時30分当然ですが、真っ暗


でもでも・・・真っ正面が津軽海峡波の音が、私の気持ちをさせてくれます
そして、宿の名前の由来なのかな?
海岸線には、真っ暗な空と海を照らす漁火が見ることができ、函館山と函館市街地の綺麗な灯りも見ることも・・・
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入り口前の階段を上っていくと、温泉の良い香りと、湯が脇を流れる音がします。
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檜やケヤキ、イチイ、楡、桜、松、杉などの樹齢数百年もの天然の木材をふんだんに使った館内は、香りが良く温もりもあります。
そして、驚きなのは、どこもかしこもピカピカに光ってること
私的には、湯の川の大型有名ホテルより、こ~言う旅館が落ち着くんですょ

気さくな女将さんに、2階の部屋に案内され
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1人なのにツインルームの「113号室」、今回は予約が当日だったので、バス・トイレなしのこのお部屋しか空いてませんでしたが、露天付き和室やオーシャンビューを臨めるお部屋もあるようです。

さてさて、荷物を置いたら、浴衣に着替えて・・・お楽しみの
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木の温もりと電球色の温もりが良い感じの脱衣所ですょね

勿論、温泉分析表温泉分析別表もありますょ
源泉名 湯元漁火館1号井
泉 質 ナトリウム-塩化物泉(中性低張性高温泉)
泉 温 47.8℃(気温13℃)
湧出量 600L/min
知覚的 無色澄明・鹹味及び塩味、無臭
ph 値 6.4
残留物 7.376g/kg
総 計 8.042g/kg

大浴場は、湯船が1つとシンプルですが、檜造りで優しい香りがします

湯の表面には白い膜を張った様な湯の花が浮いていて、湯船の縁から大量に湯がオーバーフローされてます
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結構熱めのお湯で、薄い笹色の塩味と苦みがする湯に・・・どっぷり浸ると・・・
大きなため息が「はァ~ ちょっと熱いけど、かなり良い湯です
今日の運転疲れが吹っ飛んでいくよう

良く温まってから、海が見える露天に・・・
おぉ~外気温が低いので、湯煙が凄いです~
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岩作りの湯船に浮き球の照明、趣ですねぇ~

真っ暗で海は見えないけど、潮騒がロマンチック
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波の音を聴き、空には満月、膝立ちすると漁火と函館山の灯りが見え
そしての良い湯と・・・時間を忘れ、1時間近くものんびりしちゃった

湯上がりは少しベタつく感じの湯で、これがいつまでも身体をにしてくれてるのですが・・・
なんと深夜2時前にまた湯浴みしちゃいました
2度目の湯浴みを終えてから、お部屋に戻り、翌日の日の出時刻を調べ、ぐっすり熟睡したのでした

<翌朝の湯浴み・朝食につづく>
翌朝の記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-453.html

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湯の川温泉「湯元 漁火館」
住所 〒042-0932 北海道函館市根崎町375番1号
 0138-57-1117・FAX0138-57-2641
日帰り 12:00~18:00  無休
入浴料 500円(大人・子供)
    1100円(岩盤浴=浴衣、タオル付)・700円(岩盤浴のみ)
設備  貴重品ロッカー(女性のみ・無料)・ドライヤー(無料)
     シャンプー・ボディーソープ・岩盤浴「漁火の癒」
公式サイトhttp://isaribikan.hakodate.ne.jp/



(2012/01/08)

盤石温泉「盤石山荘」

日本海側「湯とぴあ臼別」から、太平洋側の八雲町に移動
国道5号線の落部郵便局の交差点を山側に入り、道道67号線を「銀婚湯」や「パシフィクック温泉ホテル清龍園」に向かって行くと「銀婚湯」の手前に、良く見ていないと見落としそうなくらいの「盤石温泉」と書かれた小さな看板が道端にあります。
昨年の3月に「パシフィクック温泉ホテル清龍園」に立ち寄った時に、その看板を見ているのに、何故か立ち寄らなかった「盤石温泉」が、そこから約5分のところにあるのでした。

磐石岳の麓にある山荘ですが、宿泊施設でもなく、立派な施設って訳でもなく、秘湯感たっぷりの無料の湯
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林道の脇にかろうじて車が駐車できるくらいのスペースがあって、そこに「盤石温泉」の看板が立てられています。
小さな川に架けられた橋を渡った所に湯小屋があるのですが、長雨で増水している上に、橋が崩壊しそうでかなり恐ろしかった

そして、これがその湯小屋です。しますぅ~
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あの登別の温泉の湯小屋にに似てますね
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・・・と言う事は、きっと良い湯に違いないでしょう
ますますしちゃうわ
ここのは、函館市内の焼肉屋「梁山泊」さんの個人所有で、オーナーさんが善意で無料開放して下さっておられるのできちんとマナーを守って入浴しましょう

内部はと言うと、床は少し朽ちかけてますが、電気も通ってても掛かる様になってます
CA3C0583b.jpg CA3C0584.jpg
アチコチから雨漏りもしてて 脱いだ服をどこに置くか困っちゃった
でも、こ~言うの嫌いじゃなかったりして

硝子ドアを開けると、手作り感溢れる石造りの浴槽が1つ、3名くらいなら一緒に入浴可能かと思います
CA3C05800001b.jpg
浴槽に身を沈めると、浴槽からザブ~ザブッと溢れ
こんな贅沢をさせて頂けるなんて、オーナーさんに感謝ですね

少し熱めの源泉が絶え間なく注がれ、浴槽の排湯口から勿体ないくらい湯が溢れ
CA3C5800012b.jpg
個人でこんな素晴らしい温泉を所有してるなんて「羨ましい」の一言ですょね
泉質は不明ですが、舐めてみると「食塩泉」のようで、良く温まり身体の芯まで
直ぐに湯冷めしちゃう寒がりの私ですが、帰って来てからも汗が退かないくらい感が続いてるほどでした
なかなか寄れなかったので、来年こそは、連れをココに連れて行ってあけようと思います

帰り際に、湯小屋に置いてあったオーナーさんの名刺も頂いてきました
CA3C1012b.jpg CA3C1014b.jpg
息子が函館に居るうちに、ここの焼肉屋さんにも寄ってみたいですね

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盤石温泉「盤石山荘」
住所 北海道二海郡八雲町下の湯
入浴時間 24時間
定休日 無休(冬期林道閉鎖)



(2011/11/27)
プロフィール

さえ

Author:さえ
性別 : 女性
現住所 : 北海道

湯桶とイスを元の場所に片付けましょう
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