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温泉ソムリエです。源泉掛け流しの温泉を中心に湯巡りしながら、食べ歩きを気ままにご紹介…。

初夏の「緋牛内の大カシワ」

屈斜路湖の湯巡りの帰り、3年ぶりに訪れてみました。
過去記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-150.html

わぁーーー 枝いっぱいに緑の葉が蓄えられ青々としてます
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3年前の6月は、見事な枝っぷりしか見られなかったけど
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;(2010年6月撮影)

7月の初夏には、こんなに活き活きとなるんですねぇ~
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訪れた年は違っても、たった1ヶ月違いで・・・命を感じますね

私は巨樹・巨木から、大きなパワーを貰える気がします
だから、湯巡りも好きだけど、巨樹・巨木巡りも好き
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樹木医が幹のあちこちを治療してるけど、ずっとこのまま日本1であって欲しい
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幹周は全国でも有数であり、株立が1本のものでは日本一となっています。
北見市内では最大最古の樹木であり、北見市指定文化財 天然記念物
樹高 17m  幹周 5m 樹齢350年以上

3年前と大きな違いは、これ
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幹に樹洞でも開いて、そこにスズメバチが住み着いちゃったかな?
樹木医さん、洞が大きくなる前に治療してあげて~

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緋牛内の大カシワ
住所 北見市端野町緋牛内780番2、780番7
 0157-56-2560(歴史民俗資料館)



(3013/07/03)
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新城仙台山の三本ナラ(初夏)

芦別市の「花しょうぶ園」に向かう途中、三本ナラを見に寄りました。
昨年、春先に訪れた時は、葉が吹く前でしたので、葉が繁っている三本ナラが見たくて・・・
前回訪問の記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-2.html

新城峠を一望できる小高い丘を登り切ると
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そこには、「新城仙台山の三本ナラ」が堂々と肩を並べて立っています。
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想像していたより、葉も繁ってなく、枯れた枝が目立っていますが・・・
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この地に根を下ろして460年!!厳しい環境を耐えた証拠でしょうね
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沿 革
幹周 手前242m/中央302m/奥343m
樹高 手前13m /中央15m /奥14m
 三本ナラの立つこの丘は、かつて大木が茂る原生林であった。
明治35年(1902年)に宮城県仙台市出身者数名が初めて入植して以来、通称「仙台山」と呼ばれるようになる。
 大正3年(1914年)には14戸ん゛集団入植し、大正8年(1919年)に至り北三線用水組合を結成、イルムケップ山から続く尾根沿いに用水路を掘削した。用水路は昭和2年(1927年)に完成し、の高台にも水田が造られるようになった。
 三本ナラは、うした開拓の際も伐採されることなく、水神碑の建つ鎮守の森として地元の人々に大切にされてきた。
 平成12年5月、代々この巨樹を守ってきた農家9戸が、三本ナラを芦別市に寄贈した。市は、平成13年に樹木医の指導のもと幹や枝の腐れた部分を治療し、平成14年の道路改良工事では樹根保護のため道路を三本ナラから離すなど、保存処置を行っている。
 ミズナラは「芦別市の木」であるが、道内においても、れほどの巨樹が3本並んで残されているのは貴重である。
平成15年5月31日  芦別市教育委員会

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新城仙台山の三本ナラ
所在地 北海道芦別市豊岡町251番地


(2011/07/13)

剣淵町「開拓記念木」

久し振りに巨木を見に行ってきました。
塩狩峠を下り、かぼちゃの和寒町を抜けると、絵本の町「剣淵町」があり
その剣淵町の役場の近く、妙見寺の脇にあります。
初春(5月18日)に訪れた時は、ちょっと恥ずかしい丸裸の姿でしたが
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今回は青々とした葉が繁り、力強くイキイキとしてました
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普段は人通りも少ない様ですが、今日はお祭り
多くの子供達が露店に向かうため、この巨木の下を通ります。

根本には「北海道」の説明看板「剣淵町教育委員会」の説明看板の2つがありました。
「北海道みどり財形」によると
屯田兵が入植した時、既に一際ぬきんでた大木でモクセイ科の「ヤチダモ」である。剣淵にたどり着いた兵員、家族はこの樹の下で訓示を受け、熊笹の中の兵屋に向かったと伝えられ、歴史的に重要な樹木として指定された。
昭和43年の開道100年には北海道の名木100選に選ばれ、また剣淵町開基80年の際は「町木」に選定された。
調査によると室町時代初期に芽生えた樹木ということで、開基100年を経た時点の推定樹齢は約640年と考えられ、樹高22m・直径136cm・幹周480cmに成長しています。
法令等による指定 記念保護樹木(道指定)文化財(剣淵町指定)

ヤチダモは成長が遅いらしく、このような大木は珍しいそうです。
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賑やかに露店を行き交う子供たちや、御神輿を見下ろしてました。

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開拓記念木
住所 上川郡剣淵町仲町34


(2011/07/12)

北限の梅(春)

昨年の秋、東旭川町米飯の旭川第一小学校の「北限の梅」を見に訪れました。
今年は、あの梅の花が見たくて・・・

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小学校に着くと、校外活動(ゴミ拾い)の反省会をしていた様で、子供たちと先生方が「こんにちは」と大きな声で挨拶して下さり、全校生徒がたったの12名と小さな学校ですが、温かさが感じられました

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案内表示に沿って、裏の校庭に行くと

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標本価値が高く手厚く保護された「北限の梅の木」が見えてきます。
1905年に植えられた白梅(白加賀)、100年以上もこの小学校を見守ってきたのでしょうね


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ほんのりピンクがかった白く可愛らしい花が満開

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寒く雪の多い冬を越えるためでしょうか?
布が幹や枝に巻かれてました。

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派手さや鮮やかさもないけど、なぜか心休まる花ですね

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「可愛い」と言う表現がピッタリの様な気がします。
しかし、こんな可愛らしい花が、毒性の強い実を付けるなんて・・・

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足下を見ると梅の種、よく見る梅干しの種と同じですね

そして、紅梅の方は・・・・・芽も吹いてませんでした。
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2001年に植樹されたのですが、順調に成長しているのかな?
あと数十年もしたら、綺麗な花を咲かせてくれると良いのですが・・・また見に来ようと思います。
紅梅の横には、何故かツツジと石楠花も植えられてました。

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旭川第一小学校敷地内北限の梅
住所  北海道旭川市東旭川町米原713番地 旭川第一小学校校庭内
TEL 0166-25-7558(旭川市教育委員会)
営業時間 いつでも可
料金 無料
公式サイトhttp://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/top/outline/umenoki.html



(2011/05/18)

銀の水松(上の湯温泉銀婚湯)

桜野温泉「熊嶺荘」で素晴らしいロケーションと湯に癒された後は
上の湯温泉「銀婚湯」に向かうことに・・・
でも、なんだかとてもイヤ~な予感
日帰り入浴の時間も気になったので、電話して聞いてみることにしました。

「ごめんなさい。今日は浴場の掃除の日でお休みなんです。明日いらして下さい。」って

しかし、今回の温泉巡りに「銀婚湯」を入れたのには、他にも訳があったので、迷わず向かう事にしました。
野田生駅付近から、国道5号線を20kmほど行くと、セイコーマートが右手に見えるので、そこを右折します。
山道を10km奥へ進むと、左側に「パシフィック温泉ホテル清龍園」、その斜め向かいに日本秘湯を守る会の会員の温泉旅館「銀婚湯」があります。
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駐車場にゆっくり入って行くと
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樹齢1000年 「銀の水松」 CA3C39010001.jpg
正確なことは分かりませんが、幹周は6mはありそうです。樹高も15mありそうです。
ここに根を下ろしたころには、既に温泉が湧いていたのでしょうか?
数百年前から先住民族のアイヌ人が入浴していたと言われてますが、それを見下ろしていたのでしょうね

ここには、他に樹齢300年の「家族水松」
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そして、足湯の近くに樹齢800年の「夫婦水松」があります。
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で、入浴できないなら、足湯だけでも・・・
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え~土足厳禁って、ど~言うことでしょうね
靴のまま入ってしまうふとどき者が居るのでしょう~
足湯「かたらいの湯」の横には、落部川が流れています。
そこには、かなり揺れそうな吊り橋が架かってて、対岸にある貸し切り露天に行く事ができるそうです。

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温泉が大量湧出した日が大正天皇の銀婚の佳日であったため、銀婚湯」と命名されたそうです。
65℃~90℃の源泉4本を持ち、これを混合又は単独で風呂に注がれているそうですが、今回は運悪く掃除の日と重なり未入浴となってしまいましたが、いつか、日帰りでなく宿泊したいですね
例えば、自分の銀婚の日とか・・・相手は・・・

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銀の水松(上の湯温泉銀婚湯温泉内)
北海道二海郡八雲町上の湯199


大きな地図で見る

(2011/03/22)

幾春別の巨木ハルニレ

三笠市幾春別へ行ってきました。
幾春別には、昨年の秋に入浴した吊り橋を渡る温泉「花月園」や、今年の春に綺麗な梅の花を見に訪れた「邦梅園」、古民家でランチが美味しい「古母里」があります。


今回の目的は、更科そばと「三笠市の名木ハルニレ」(アカダモ)です。
樹齢600年 幹周550cm 樹高24m 三笠市指定樹木
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現地では「アカダモ」と呼ばれるが、俗に言う「ハルニレ」です。
かつては炭坑の町として栄えた三笠市幾春別にあるハルニレの巨木で


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可哀想に根元はアスファルトで覆われており、幹も朽ちかけている状態で、「く」の字に曲がりアンバランスな形で、落雷の影響とも言われていますが、痛々しく感じました。
あと、どのくらい、この地に根を張っていられるのでしょう?
今年は巨木・巨樹を10本ほど見ていますが、樹齢2000年の「老木水松」より力強さを感じられなかった様に思います。

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(2010/10/06)

昭和の森のクリ

秋のある日、小学生の遠足以来「野幌森林公園」を訪れました。
ここには、林野庁指定「森の巨人たち100選」北海道内11本の指定巨木の1本「昭和の森のクリ」があります。
前回訪れた「森の巨人たち100選」は美瑛町の「森の神様」


江別市側から、昭和の森へ向かってしまったので、遠回り&道が超ダートでしたが、何とか行き着く事が出来ました 
北広島側から向かえば舗装されて、この「昭和の森のクリ」の案内看板が直ぐに見えて来ます。

を路肩に駐車して、森の奥へ・・・ 
前日の雨で、歩き難いです。しかもが出そうで怖い
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ぬかるんだ小道を100m程行くと


辺りの木々とは明らかに違う存在感と言うか、大袈裟に言うとオーラが違う巨木が見えて来ます。
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直幹したクリの巨木です。
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クリの木の根元には、柵がされてますが、中に人が入った跡が・・・
何のために、柵がされているのか、判って欲しいと思います。
この素晴らしい巨木が、枯れてしまっては、もったいないょね


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この螺旋状になった幹が観たくて、ここまで足を伸ばしました。
どうして螺旋状の皺の入った幹になったのでしょうね
北海道特有とも言われているそうですが・・・


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推定樹齢500年以上 樹高18m 幹周455cm
野幌自然休養林は天然のクリ林が多いところであった明治21年頃から始まった同地区への人植以降は、水源林として大切にされるとともに、一部は木炭や家具材として伐採された。
 しかし当時から森林内で一番おおきなこのクリの木だけは「ご神木」として取り扱われており、昭和29年に周辺を伐採してトドマツを植林した際もこの木だけは保存された。日本の自生のクリの北限が石狩低地帯とされていることから、この天然のクリの巨木の存在は学術的にも貴重なクリとされています。(林野庁HP抜粋)

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クリの木の周りを2人で一周してみました。
 
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大きな栗の木の下であ~な~た~とわ~た~し仲良く歩きましょ~

 
巨木でも実は小さい
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記念に1個持ち帰ってきました(笑)

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昭和の森野幌
問い合わせ 石狩森林管理署 TEL:011-563-6111
北海道森林管理局http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/policy/system/rekumori/sizen_kyuuyourin/nopporo/



(2010/09/29訪問)
プロフィール

さえ

Author:さえ
性別 : 女性
現住所 : 北海道

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