夏の観光シーズンも終わり、

紅葉には早いこの季節
観光客も少なく、ゆっくり出来そうなので、中標津町の養老牛温泉郷の
「旅館 藤や」に宿泊しました。

ココは、映画「釣りバカ日誌20ファイナル」の舞台となった旅館でもあり・・・

スミマセン

その映画観てません

12号から変わった温帯低気圧と

13号に挟まれた北海道、各地に大雨洪水警報が飛び交う中
旭川の自宅から約299kmの養老牛温泉郷にようやく到着


玄関に入ると、「お疲れ様です。雨の中、お疲れでしょう。」と、品の良い女将さんが優しい言葉を掛けて下さいました。
一言って大切ですょね

その一言で宿の印象が左右されたり、その宿で気持ちよく過ごせるか決まったりもしますものね
館内も木の温もりと、ふくろうの置物が多く置いてあり、温かみがあります。

私たちのお部屋は、2階の竹の間

お腹も空いてて、お疲れモードの私は、テーブルの上に用意されている茶菓子を2個ともパクパク

お部屋でゴロゴロしたいところですが、お腹が・・・鳴ってて

(笑)
夕食は1階の
「藤や亭」に用意されています。
私たちが1番最後の様で、大きな窓側の大きなテーブルに、私たち2人分の膳が用意されてました。

「凄い品数

私、こんなに食べきれるかな?」「M子なら大丈夫だょ」と笑う連れさん
なんと

これ以外にも、さすが花咲港が近いだけあって花咲蟹

そして野付半島特産の北海シマエビも


花咲蟹は、ふんどしと味噌が超美味しかったぁ

シマエビは、やっぱり生より茹での方が、味がシッカリしてて美味しいです


乾杯

連れが

を飲んでる(舐めてる)姿を初めて見て驚いてる

と
料理の説明が始まりました。

ジンギスカンの陶板焼き、海鮮のオーブン焼き、お造り(サーモン・帆立・甘エビ)、やまべ甘露煮、行者ニンニク、帆立の子、こごみ酢味噌、ホワイトアスパラ、魚河岸上げ、茶碗蒸し、酢の物、漬け物、生ハムマリネ
近くの根室ではサンマ祭りの時季、根室産なのかな?脂がのった肉厚なサンマの切り込みマリネ風

コレ、ワサビが利いててめちゃくちゃ美味しかったです

これ以外に、白飯と椀物も付き、最後にメロンと牛乳プリンのデザートも有りました


と

は、途中で放置して
夕食膳の品数に驚きながらも、美味しく食べさせて貰い
海の幸、山の幸、川の幸を
全て完食
食べきれないお客さんも居るとか・・・女性には厳しいかもしれませんね
そうそう、食事中に窓の外の池にシマフクロウが来てましたが・・・全く撮影不可

何でも今日はラッキーとのことです。
全く姿を見せない日もあれば、早朝姿を現したり、みんなが寝静まった後だったりと・・・野生生物だもの当然ですょね

部屋に戻って、お腹がきつくて

きつくて・・・ぐるじ~い

と
1時間

を観たり、ゴロゴロしたりしてましたが、10時半からサッカーのテレビ観戦があるので、お風呂へ行くことにしました

最初に「ボーボーの湯(貸し切り露天風呂)」へ
フロントにある
ランタンを持って行くのですが、とてもロマンチックですねぇ

しかし、何故

ボーボーの湯なんでしょう

「草ボーボーの中に露天風呂があるの?」「湯の効能が毛がボーボー生えるとか?」「体毛がボーボーはイヤだなぁ」
新館のロビーから、外のデッキに出て行くのですが、真っ暗です

スリッパを履き替え、入浴可→
入浴中に札を掛け替えてから、
「ボーボーの湯」の暖簾を潜り、10m程先にある露天風呂へ
ちゃんと脱衣小屋もあるんですょ
そして、どうやら川の縁に露天

がある様ですが、今夜は

もなく、ランタンの灯りくらいじゃ~見えないのょ

湯気も良い感じ

サラサラの湯で身体が良く温まります。

音は川の流れだけで、辺りはとっても静かなの
すると「ボッ~ボ~~ボ~~~ボ~~」って・・・直ぐ脇の林から聞こえてきたのでした。
「シマフクロウの鳴き声だね」「あ、だからボーボーの湯って言うんだね」「すごいねぇ~」と何故かヒソヒソ話し
遠くに旅館があるだけ、他に何も遮る物もなく
川の水音と木々の揺れる音、そしてシマフクロウの鳴き声に良い湯

これが
「至福の時」と言うんでしょうね。初めての経験でした。

星空だったら、もっと素敵だったんだろ~なぁ~と思いつつ
この後、大浴場で洗身・洗髪と普通に入浴して、お部屋に戻りました。
大浴場と露天風呂の記事
http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-352.html

翌朝は、5時前から目が覚めたので「ボーボーの湯」で湯浴みしたあと、浴衣のまま

に飛び乗り
「からまつの湯」へ

入り口の看板が外されていたので、少々分かり難かったですが、何とか辿り着き
今までにない露天風呂を満喫してから、旅館に戻り朝食です


ニシンと蕗・笹の子の煮物、切り干し大根、煮さんま、おひたし、明太子、納豆、温泉玉子、梅干し、こうもの、白飯、椀物とあっさり和風膳
そして、キャップの裏に生クリームが出来ている程の、濃い牛乳


朝から、やっぱりお腹いっぱい

美味しい食事に、良い湯の「藤や」さん、幸せな時間をありがとうございました
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※2014年12月末に閉館http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/584575.html養老牛温泉
「旅館藤や」住所:〒088-2684 北海道標津郡中標津町養老牛温泉
電話:(0153)78-2341 FAX(0153)78-2343
宿泊料金:11,000円(平日・朝夕食あり・本館)
日帰り入浴時間:正午~20時
入浴料:500円
公式サイト
http://www.aurens.or.jp/~fujiya/pc/fukurou.html(2011/09/06)