今から4年前、連れと
「道の駅」巡りスタンプラリーを楽しんでいたころ
「温泉」の「お」の字も知らず、大きな綺麗な保養センターだと喜んで立ち寄り

それまでの私は、湯は透明かバスクリン色

、無臭か良い香り

と思ってたので、浴場に入った瞬間

引き返したくなる程の強烈な臭いと醤油色の湯に、めちゃ

驚きとショック

を受けたのが、

の温泉です。
今回、稚内市に
米軍バーガー
を食べに行くことになり、「何が何でも行きたい。」「あの湯をもう一度・・・」と、連れにお願い(強制)して
やって来たのが、シジミ貝とchuchuプリンで有名な天塩町にある「てしお温泉 夕映」

平成12年に町営の保養センターとして設けられた立派な温泉公衆浴場です


戦前~戦後、石油の試掘がされていたらしく、平成4年に民安地区で掘削・開発されるも温度と湧出量が実用的でなく、改めて平成11年更岸地区に掘削・開発したのが、地下1,806mから茶褐色のアンモニア+臭素臭の濃い食塩泉だったそうです。
施設内はとても明るく、吹き抜けになっているので開放的

ロビーに券売機があるので、そこで

(大人1名500円)を購入、券売機の横に


ロッカーがあるので貴重品を預けます。

浴場がある2階へ・・・

前回、訪れた時は施設内中が、薬臭の様な変な臭いがしてましたが・・・今回は感じられません

まさか、泉質が変わった?んなぁ~訳ないょね

浴場までの廊下には、
マッサージチェアや
休憩スペースがあり、みなさん思い思いの場所で寛ぐのでしょうね

どちらも大きな窓の前で、眼下には鏡沼や遠くに荒れる

日本海

が見えます。
浴場前まで来ると・・・

臭ってきましたねぇ~

浴場には和風と洋風があるそうですが、日替わりなのか、隔週なのか・・・不明です

※興味のある方は、ググってみてね

さすがに

臭ってます

普通の脱衣所ですが、

や扉が無残に壊された貴重品ロッカーに、目を奪われちゃったりして

脱衣所奥には、広い休憩スペースがありますが、リクライニグチェアの数に限りがあるので、混雑日は早い者勝ち~ッ

ではなく、譲り合い


パウダースペースには、無料ドライヤーがあります

浴場出入り口前には、
温泉分析書や
、「天然温泉」と言う嬉しい事が書かれますが、加温・循環濾過・・・そして塩素消毒とな・・・

他にも、温泉項目やバス時刻表、快適な入浴法など掲示物がたくさん


源泉名 天塩温泉
泉 質 ナトリウム-塩化物強塩泉(中性高張性高温泉)(旧泉名:強食塩泉)
泉 温 30.8℃(気温 -1℃)
ラドン 0.065マッヘ単位/kg
知覚的試験 弱黄色澄明 強カン味 油様臭
ph 値 7.4
蒸発残留物 29.93g/kg
成分総計 32.57g/kg
試験年月 平成20年12月
では・・・トイレ臭と言われている湯に浸かりに行きましょう

浴場は、海側一面が大きな窓で明るく、とっても広いです


しかし、しばらくすると、目がシバシバ

痛いと言うか、目に滲みます

アンモニアと言うか、油の様な・・・パーマ液の様な臭いが・・・容赦なく目と鼻を攻撃してくると言うか・・・

常連さんは、慣れているのでしょうね

お婆ちゃんたちが、お喋り中です

凄ッ!!
浴槽は、41℃と39℃浴槽が2つ、それと鮮やかな
ピンク色の花香水の浴槽が1つ
花香水

香りを嗅いでみましたが、パーマ液の刺激で麻痺しちゃってるのか、臭いませんでした

なんで?ここで花香水の湯なのか、意味がわかりません

でも、これが面白かったりして

湯色は薄口醤油のようで、塩分は海水の3倍もあるって話です。

湯触りは、ぬるすべ感のあるもので、ぬるぬる・・・すべすべ

心地よさは申し分ないのですが・・・
やっぱり、パーマ液臭とベンジン臭が、目と鼻をつき・・・特に目が

しかし、湯触りと景色は良いですょ~

大きな窓からは、鏡沼と利尻富士が・・・あ

今日は見えない


そして、町民の憩いの場、保養センターだけあって
サウナや打たせ湯、洗い場の数も充実しています

で、ここで目の痛さに、ギブした私は・・・露天


内湯と同じ湯が循環で注がれていますが、日本海から吹き付ける冷たい海風

で、その臭いは留まる事なく、潮の香りの中、ぬるすべの湯を楽しめます

景色は、浴槽に浸かってしまうと、外が見えませんが・・・
立ち上がると、利尻富士が・・・

おぉ~ご褒美でしょうか~雲の切れ間から見えきました

あ、ちなみに露天風呂の
目隠しがこんな感じなので、あまり近づくと危険ですょ


晴天

の日は、ハッキリ利尻富士

が、こんな風に見えるんだょね

あはは・・・

ぜんぜん見えてない。どっちの写真も酷い

4年前の携帯で撮影したので・・・画像悪すぎです


強い食塩泉なので、お湯から上がるとベタベタに変わるので、寒い冬はいつまでも


で最高なのでしょうね

あまりにも強烈な湯だったので、上がり湯しちゃいました

反則ですね
そして、目を見ると右目が、真っ赤な事に・・・・

珍しい湯と有名らしいのですが、ホントに強烈な湯でした

パンチ
そして、帰りには・・・

で、もう1つ有名な
「chuchuプリン」(320円)を購入して

chuchuプリンをちゅ~ちゅ~しながら
左に利尻富士、右に風力発電基が28基並ぶ
「オトンルイ風力発電所」を見て、国道232号(オロロンライン)を北上したのでした

参考になったと思われた方は、
是非↓↓↓こちらをクリックしてね
てしお温泉「夕映」住所 北海道天塩郡天塩町字サラキシ5807番地

01632-2-3111 FAX 01632-2-2800
入浴時間 11:00~22:00(最終受付21:00)
土日祝日 10:00~
料 金 大人 500円 小人 250円
家族風呂 60分500円(入浴料とは別途)
公式サイト
http://www6.ocn.ne.jp/~yuubae/(2012/10/24)