初めて訪れる人は「迷う」と言われる
千歳市の『祝梅温泉』にナビを合わせ・・・
30分捜して判らなければ「潔く諦めよう」って事で、千歳市に向かいました
ナビ通り、何もない田舎の直線道路を行くと、「工事中通行止め」の看板
「どうしょう?」「取り合えず左折してみよう」
すると左折して直ぐに

偶然にも、この雑品の山を発見

皆さんの

ブログで見た光景、もしかして ・・・・


やっぱ、ありました目印のボーリングのピン

想像していたボーリングのピンより大きい

せいぜい1mくらいかと思ってたら・・・

と比較してみて

ブロガーさんのブログを読む限り、この奥にあるはず

奥へ進んでみると・・・・
鄙びた雰囲気を漂わせた

「
祝梅温泉」

「ごめんくださ~い」と声を掛けるが、応答ナシ
ちょっとビビリながら、ドアを開けると・・・・
更にビビッた~~
薄暗い中、
薪ストーブで暖を取るニコやかなおばぁちゃんが1人

「2人で700円で良いですか?」と大きな声で話しかけると
可愛い笑顔で「うんうん」と、うなずくおばぁちゃん
おばあちゃんが座る休憩室には、
新鮮な野菜も売られており

には載ってない温泉だけど、
温泉分析表もきちんとあります。
ナトリウム-塩化物泉・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性冷鉱泉)
効能:神経痛・筋肉痛・慢性消化器病・慢性皮膚病・婦人病・切り傷・やけど等
飲用:慢性消化器病・慢性便秘・糖尿・痛風・肝臓病など
連れと、
浴場へのドアを撮影してたら
「カメラマンかい?」だって~可愛い
否定したけど、耳が遠いおばぁちゃんに聞こえたかなぁ~
そして、そのドアを開けると

脱衣場には、女湯の方にも畳が敷かれてます。
たぶん男湯と同じでしょうね
さ~
階段を下りて、噂の茶色の湯、ツルツルヌルヌルの湯に浸かりましょう
浴室は湯気が立ちこめてます。

何の匂いなんでしょう?アンモニア?
温泉に詳しくない私には、ちょっとわかりませんが

湯船の中で、転んでしまいそうなくらいのヌルヌル感があり、今日は熱めの湯で、半身浴を15分した程度で汗だく
湯船の隅には、古いベッドの一部が使われてます。男湯は確かベッドヘッドのはず・・・
ここのは廃材を再利用や燃料にしているそうで、今時の「エコ」な温泉なんですね
浴室の窓からは、
紅葉と池が見え、その対岸には、薪で湯を沸かす小屋があります。
数年前までは、この池にも魚が居たそうですが、全部釣っちゃって今は1匹も居ないと、地元の方が教えてくれました。

シャワーとカランも茶色の源泉が使われ
え

何故か、鏡が無い(笑)
地元の方達と話が弾み

貸し切りも良いけど、他に入浴客が居たら居たで
見ず知らずの方と温泉に入りながらのお喋りって、ホントに楽しいです

1時間ほど入浴して、おばぁちゃが居る休憩室で休憩です。
おばぁちゃんとお喋りしていると・・・
突然

裏のドアが開いた


おじぃちゃん登場
「おらぁ~ここ生まれだ

ここの千歳の事は何でも知っている
ここで生まれて、ここで89年育っている。
この温泉は、おらぁ~のだ

おらぁ~が薪で沸かしてるんだぁ」
「旭川から来たのか

名寄に従兄弟がおったが、みんな死んだから、旭川には行けんから、おらぁ~の作った芋を持って行ったら良い~大根も、おらぁ~が作ったから、美味いから持って行け~。」と・・・・



見て~見て~新鮮で美味しそうな野菜

貰っちゃったょ

おばぁちゃんは、
「大根美味しいょ。また来てょ。遠いけど、また来てください。」と終始笑顔
いや~。お湯も温かければ、人も温かい
良い思い出と、人の温かさに触れ
心も身体もポカポカ
「また絶対に来るから、だから元気で居てね。そして、3度目の火事

はナシだょ」と祝梅を後にしました
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祝梅温泉住所 千歳市祝梅2142-7
電話番号 0123-29-2222
定休日 なし
営業時間 14:00~21:00(最終入場20:30)
入浴料 350円
(2009/10/21入浴)