先日、記事にした「松原温泉」のあと、千歳市内で「田中屋」のたい焼きと昼食を済ませ
「松原温泉」の直ぐ近く・・・目と鼻の先にある「信田温泉」にお邪魔しました。
国道337号線沿いに、改装はしてますが、鄙びた温泉宿って感じで建っています。

しかし、


車通りが激しくて危険です

お立ち寄りの際は、

の出し入れは、気をつけて下さいね
入り口は、旅館と温泉

と2つありますが、今は旅館はされてないって話です。

玄関を入ると、直ぐ脇に整理整頓された受付があり

入浴料は、1時間400円(洗髪の場合はプラス100円)
1時間って・・・プラス100円って・・・面白い料金設定ですょね
受付の前には、昭和33年時の温泉分析表が貼られてました。

ご主人が「昨年温泉分析を10万でやったが、ほとんど変わってなかった」と新しい3枚の分析表を見せて下さいました。
貼られている分析表を指さし「こっちの方が、大きくて見やすい。」って事でした。
確かに、新しい分析表は、貼られている古い分析表の半分くらいのサイズのようです。
階段へ行く、短い廊下の途中に、
浴場の男女別入り口があります。
男湯の方は、1番風呂だったらしく、ご主人が湯をかき回しながら「お~大丈夫だ。丁度良い」と湯加減を見てたので
早速、誰も居ない男湯を撮影



源泉口の所にコップがあったので、ここも飲泉できるのでしょう
向こう側に、湯かき混ぜ棒(正式名は知りません)が見えますが・・・
これ

後に、私にとって必需品となりました

湯の色は、隣の「松原温泉」と同じく茶色(モール色?)
泉質:単純硫黄泉 (アルカリ性-低張性-冷鉱泉)
泉温:15 ℃
pH:8.6
湧出量:4リットル/分(自然湧出)
隣の温泉宿とは数百メートルほどしか離れてなくても、泉質が全く違うんですね

熱い湯らしく、脱衣室のドアを開け放ってても、湯煙で曇っていきます

男湯の方になりますが、シャワーなしのカランが左右の壁に
1つと
2つ(女湯とは左右が逆になるだけです)
さ~私は女湯へ

脱衣室には、ロッカーはなく脱衣籠のみ、それと大きな鏡だけです。

先客が入浴中ですね
「こんにちは~」と挨拶を交わし、洗身してから浴槽へ・・・ドボン

すると、ご年配の方が「熱いょ

熱いょ

」
そしたら、若い人も「大丈夫

熱くないの

」
「え

」と思った瞬間

「あっちちちちちち~」と慌てて浴槽から飛び出しちゃいました

「今、お湯が来てるから熱いょ。冷たい源泉を出して、かき混ぜ棒でかき回して、冷ましてから入ったら良いょ」とアドバイスされ
この棒の出番です


5分ほどかき混ぜ

湯に浸かるも、熱い湯が苦手な私
再度、4~5分かき混ぜながら
「ねぇ~熱くない?」と隣の男湯に向かって聞いてみると
「

茹でタコになりそ~だょ」と
「なりそ~なの?私は茹で上がっちゃったょ~」と女湯のみんなと爆笑

すると、ご年配の方がドアを開け、廊下から顔を出して
「もう~湯を止めていいょ~」って・・・
浴槽の湯を使うと湯が減る

湯温も下がる

だから、ご主人に声をかけて、熱い湯を送って貰う仕組みになってるそうです。
熱い

が苦手なので、あまり長湯は出来ませんでしたが、ツルツルする新鮮な湯を楽しませて貰いました。
そして、女3人(70代・40代の私・20代)でのお喋りも、とっても楽しかった

70代の方は地元の方で、お隣の「松原温泉」には滅多に行かないそうですょ
確か、松原温泉で湯を共にした地元の方も「信田温泉」には滅多に行かないと・・・信田派と松原派?
これだけ、色々な泉質があれば、自分に合う

に行くのが当然でしょうね「羨ましい」
20代の方は、毎日江別市から来ているそうで「ココの湯が私のアトピーに1番効く」と言ってました。
湯上がり後は、
受付横のソファで、汗が引くまで休憩
その間、ご主人が連れとお喋りしてました。
住まいから、カーナビを持ってきて「グルグル回って、行きたいところへ行けなかった」とか
「携帯の電波が悪くて、窓際まで行かないとダメなんだ」とか「○○温泉に行きたかったけど、行けなくて違う温泉に行った」とか・・・
自分の所に、こんな良い温泉があるのに、違う温泉に行かれるんですね

こ言う温泉宿は、湯も良ければ、人も温かい

ず~っと残ってて欲しい温泉の1つとなりましたが
駐車場は、

がいっぱいになってて、これなら大丈夫ですね


帰り際、ご主人に挨拶していると、女湯から「すみませ~ん、湯をお願いしま~す」って・・・
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信田温泉〒066-0004 北海道千歳市泉郷498−2
℡ 0123-29-2533
入浴料 1時間400円(洗髪の場合はプラス100円)
営業時間 13:00~21:00
定休日 毎月1日(要・電話確認)
※2014年閉鎖しました。(2010/11/24湯浴み)