雪壁に囲まれた
新見本館の露天風呂で感動したあとは、前回

掃除中で湯浴みできなかった

「コンボヌプリ」というアイヌ語の山の名から取られて、「コンボ」がいつしか『昆布』になったという当て字が、その地名の由来とされている昆布温泉郷へ


「鯉川温泉旅館」への砂利道は春になると

並木のようですね


「今日はやってるかなぁ?」なんて、外門から様子を伺う

中年2人
砂利道を行くと、森林に囲まれた中に、山荘風の温泉旅館がひっそりと佇んでいます。
おぉ~バンザ~イ

入り口が開いてるぞ~

・・・て、ことはやってるね


私たちの訪問を予測して「開けといてくれた?」

もちろん

入り口には秘湯を守る会の提灯が下がっています。
1899年(明治32)10月に「宮川温泉」として開業、開業間もなくして初代湯守の八木周蔵が「鯉川温泉」に改名したそうです。
それでは中へ・・・

入ると直ぐに
受付があるので、ご主人に1000円(大人1名500円)を手渡します


アイスクリームのフリーザーや自販機もありますが、昭和の香りがしますねぇ

特に浴場へ続く廊下が

古い学校の廊下みたいだぁ


古くてもピカピカ

に磨かれてて

も行き届いてます。
廊下の窓から外を見ると、源泉が溢れ出て
雪の中に緑の苔や藻が・・・湯量が豊富なんですねぇ~

浴場は男女別、その入り口前には子供の頃に通院していた病院の待合室にあった様な長椅子があったり

ちょっと

昔銭湯でよく見かけた
懐かしい体重計が置いてあり、
鯉川温泉の特徴・
温泉分析書・
温泉分析別表が貼られてます。

真ん中の黒枠のドアが男湯、その隣が女湯だと思い、入って

ビックリ

トイレでした

女湯は、この写真に写ってませんが、もっと手前なのでお間違えなく

源泉名 ニセコ昆布温泉 新泉
泉 質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)(旧泉名:含土類ー食塩泉)
泉 温 65.8℃(気温24℃)
湧出量 185リットル/min 動力
知覚的 無色澄明 弱鹹味および弱塩味 無臭
ph 値 6.5
残留物 2.821g/kg
総 計 3.629g/kg
試験月 平成17年7月
脱衣所は小さめで、脱衣ロッカーと通常の脱衣カゴが用意され


付きのパウダースペースもありました

そして

浴場


タイル貼りの浴室は、湯気でモウ~

モウ~

で撮影が

ちょっと難しい
浴槽には
湯口から源泉が注がれており、
サラサラ~とオーバーフローされ、とっても気持ちが良いぃ

湯は笹濁り色で、若干金気臭も・・・堆積物も多くてタイルの元の色も分かりませ~ん

舐めてみると昆布茶

の味はしませんでした

でも・・・ちょっと熱い


の露天風呂は「滝見の湯」と名がついてるらしくて


外に出ると、あらら・・・ビックリ

ポリウレタンのマットが約3m敷かれてて、そこをザ~ザ~

と浴槽から溢れた大量の湯が流れてくるじゃないですか~
ブルーのマットは源泉で茶色く変色するほど大量の湯

「滝見の湯」という名の通り、扇型の浴槽の向こうに滝が・・・


雪解けが進み水量が増すと轟音

に変わるのかな?
大自然の小雨降る中、滝を眺めながら微温めの湯でたっぷり癒されましょう


内湯より湯量も多く、オーバーフローしたお湯がザ~ザ~

と掛け流され

この湯が冬期間のポリマットの雪を溶かしてたんですね

冬でも足裏が冷たくならないね


析出物も

嬉しくなるくらい浴槽に付着しちゃってます



になったところで、雨脚も少し強くなってきたので・・・勿体ないけど


良い湯に素晴らしいロケーション

深緑の季節、滝の音と木々の揺れる音を聞きながら、再度湯浴みしたいな

と思っちゃいました
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ニセコ昆布温泉
「鯉川温泉旅館」住所 〒048-1321 北海道磯谷郡蘭越町字湯里592

0136-58-2111
日帰入浴 10:00~20:00(清掃中入浴不可の場合あり)
入浴料金 大人 1名500円、子供 1名300円
公式サイト
http://www.d1.dion.ne.jp/~koikawa/index2.html(2012/04/11

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