fc2ブログ
温泉ソムリエです。源泉掛け流しの温泉を中心に湯巡りしながら、食べ歩きを気ままにご紹介…。

沙流川温泉 ひだか高原荘

国道274号線、道の駅「樹海ロード日高」から道道847号で沙流川を渡ると「沙流川オートキャンプ場」があり、その近くには「日高国際スキー場」もあります。
「沙流川温泉 ひだか高原荘」は、スキーロッジも兼ねた温泉宿泊施設でもあり、1972年(昭和47年)に開湯、1999年(平成11年)に現在の施設に改装したそうです。(オンしてね)

大きな三角屋根がロッジっぽいですね

入り口では、北海道らしい動物たちがお出迎えしてくれます
天窓から自然光を取り入れた広いロビーには、ギャラリーがあり日高山脈の写真や、何故かバイクが展示されてます
CA3C0410vqt.jpg CA3C0405vqt.jpg
気になったので、ネット検索したところ、オフロードバイクの技術と耐久性を競う大会「日高ツーデイズエンデューロ」が、昭和61年から毎年ココで開催されているそうで・・・。
道内のほか東北、関東、関西、四国、九州など全国のトップ選手ら約100人がエントリーし、熱い戦いを繰り広げられるそうです

日帰り利用者は、入浴券売機で入浴券(日高町民以外の方は大人500円)を購入し、フロントの入浴券受けに入れ、ロビー奥の浴場へ向かいます。
その手前には休憩所もあり、シーズンにはロビーと繋がってることもあり賑やかかもしれませんね

浴場前には、温泉分析書と温泉成分管理説明書が掲げられてます。
CA3C0394vqt.jpg

源泉名  沙流川温泉
泉質   単純硫黄冷鉱泉(アルカリ性低張性低温泉)(旧泉質名:単純硫黄泉)
泉温   10.4℃(気温21℃)  湧出量50リットル/min(動力揚湯)
知覚的  無色澄明 無味無臭
ph値   9.4
蒸発残留物0.619g/kg(110℃)
成分総計 0.680g/kg
試験年月 平成20年8月 

源泉温度が低いため加温、そして循環濾過、塩素投入ありとのことですが、単純硫黄冷鉱泉と言えば、三笠市幾春別の「温泉旅館 花月園」が単純硫黄冷鉱泉でしたね
微かに軟らかな硫黄臭が漂ってて、とっても良い湯で、味も美味しかった記憶が
これは、加温・循環・塩素と3拍子揃ってますが、ちょい期待

脱衣所は広いパウダースペースと木製の脱衣棚があります。
CA3C0377vqt.jpg CA3C0378vqt.jpg
もちろん、ベビーベッドもあるので、赤ちゃんが居る方でも便利ですね
脱衣所にはリターン式の貴重品ロッカーもあるので、とても助かります

浴場に入ると・・・・・硫黄臭?と言うより・・・熱帯魚水槽の濾過器っぽい臭い
CA3C0380vqt.jpg

入って直ぐにサウナと、冷鉱泉ではなく水道水が張られた水風呂があり
壁側に主浴槽、その反対側と浴槽の奥にシャンプー・ボディソープ完備の洗い場が10箇所ほどあります。
CA3C0382vqt.jpg CA3C0391vqt.jpg

CA3C0381vqt.jpg
主浴槽には微妙に濁りのあるお湯が張られ、硫黄臭は・・・やっぱり余り感じられず、ph9.6の割にツルツル感も・・・

岩壁の湯口から毎分30リットルの源泉が注がれていて、浴槽の縁から少しずつ溢れています。
CA3C0384vqt.jpg CA3C0385vqt.jpg
そんなに大きくない浴槽に、毎分30リットルもの源泉が注がれているそうなので、湯は新鮮だと思われますから、あまり特徴のない湯なのか、私が鈍感なのでしょうね

冬は、スキーのあと冷えた身体を温めるのに・・・
夏は近くにキャンプ場もあるので、シーズンにはきっと賑わう温泉宿だと思います

ブログランキングに参加しています。
ワンクリック応援よろしくお願いします。
↓↓↓



沙流川温泉 ひだか高原荘
住所 北海道沙流郡日高町字富岡444-1
 01457-6-2258/fax:01457-6-3378
日帰り入浴時間 10:00~20:30
公式サイトhttp://kougenso.jp/



(2013/10/02)
スポンサーサイト



苫小牧「マルトマ食堂」

国道36号線沿い苫小牧市の東部にある淡水の湖「ウトナイ湖」に立ち寄ってみました。
湖名の由来は、アイヌ語の「ウッ・ナイ・トー」(あばら骨の川の沼)。この湖を水源とする川に両岸からいくつもの小河川が合流するさまを、背骨と肋骨にたとえ命名されたそうです。
securedownload (51)4
ウトナイ湖は国指定鳥獣保護区、ラムサール条約の登録湿地であり、マガンやハクチョウなどの渡り鳥の中継地ともなっており、250種以上の鳥類が確認されている湖です。

この日は、ハクチョウが1羽だけ・・・
securedownload (52)4
ま、仕方ないですょね。と諦めて、道の駅に引き返そうと思ったら・・・・

湖の方が、急に騒がしく (マウスオンして見てね)

わぁ~マガンの大群 これぞ、野鳥の宝庫「ウトナイ湖」

ウトナイ湖で、もっと自然に親しんで・・・なんて思いもありましたが、もうお昼過ぎ
お腹が減って、実はそんな余裕ありません
向かうは、やっぱり例の食堂です。
前回は、新鮮&格安な海鮮マルトマ丼を食べてしまいホッキカレーを食べ損ねてしまったので・・・
今日こそ、『ホッキカレー&限定ガラナ』で決めるぞ
前回の記事http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-510.html

苫小牧漁業組合の建物の中にある食堂「マルトマ食堂」へ・・・
平日だと言うのに、寒いなか今日も外まで並んでますねぇ~
securedownload (47)j securedownload (48)j

列ぶこと10数分、屋内に入ると・・・
コレコレコレ
securedownload (40)j
ヤバイ、マー君丼の誘惑に勝てない

そこに、マルトマの親父さんが注文を取りに現れ
securedownload (42)j
前のお客さん「マー君丼2つ」「マー君丼1つ」・・・みんな、マー君丼かょ
そして、私「マー君丼2つ」
あははは・・・1800円の所1000円には勝てないょね

そして、それから10分弱
securedownload (34)j securedownload (29)j
相席がイヤ!この人の隣には座りたくない!なんて言ってたら、いつまでも座れやしない。
ココでは、お昼時は相席が当たり前(?)

芸能人や政治家のサインや写真が、壁から天井からビッシリ
securedownload (35)j securedownload (38)j
でも、ゆっくり見てる暇ありません

そして、やっぱり最初に汁物だけが先に運ばれてきました。
んで、マー君丼の登場
マウスオンして見てね
表と裏が・・・でも、どっちが表で、どっちが裏なのでしょう?

白飯がネタで、ほとんど見えません
うに、たらこ、いくら、マグロ、イカ、エビ、サンマ、ホッキ、サーモンと銀だらとボリューム
お味は・・・ココに書くまでもないかも~当然


結局、大きな北寄がゴロゴロ入ったホッキカレーとマルトマガラナは、次回のお楽しみと言うことで、マルトマ食堂を後にしました。
img_0793.jpg P9185200.jpg
次回は絶対に、ホッキカレーが食べた~い

ブログランキングに参加しています。
ワンクリック応援よろしくお願いします。
↓↓↓



「マルトマ食堂」
住所 北海道苫小牧市汐見町1-1-13 卸売り市場内
 0144-36-2023
営業時間 5:00~14:00
定休日 日曜・祝日
公式サイトhttp://www.h-machine.jp/marutoma/



(2013/11/06)

湯の沢温泉「森の四季」

以前から、ちょっと気になってた温泉宿
地域的に、加温・循環濾過は有りだろ~とは思ってたのですが、昨年の夏に立ち寄ってみたところ改装中
改装中と言うことは、いずれリニューアルオープンがあるってことです

そして、2012年9月29日にリニューアルオープン
気になってた割に、リューアルオープンして1年も経ってから行ってみました
国道237号線沿いの赤い旗と看板が目印、以前はアーチ型の看板で昭和っぽかったのになぁ~

昭和52年、農業者センターとしてオープンした「湯の沢温泉}ですが、昨年からは「占冠湯の沢温泉 森の四季」として、新しく生まれ変わりました(マウスオンして見てね)

オープン前に到着しちゃったけど、お天気も良く、静かな山の中、宿の周辺をブラブラしていると・・・
「心を込めて準備中」から「一生懸命・営業中」に変わりました
CA3C03198kx0.jpg CA3C03188kx0.jpg

わぁ~!!やっぱ、綺麗ですねぇ~
CA3C03218kx0.jpg CA3C03228kx0.jpg
ロビーには、囲炉裏(いろり)があって、で湯上がり後はゆっくり出来そうだね
でも、ちゃんと大広間の休憩所もあり、正面には生ビール付きの湯上がりセット、山菜そばや鹿肉ラーメン、特に湯の沢温泉シェフおススメのオリジナルの鹿丼等が食べられレストランもあります。
CA3C0365123.jpg CA3C03238kx0.jpg
ではでは・・・入浴料(大人1名480円)をカウンターで支払って、新しくなった浴場へ・・・と言っても、古い浴場は知りませんでした

リニューアル前は、どれほど古かったのか分かりませんが、掃除も行き届いた清潔感のある脱衣所です

リターン式の貴重品ロッカーは、とても便利パウダースペースにはも設置されてます。(マウスオンしてね)

ココに旧宿の名残発見古い洗面所、そしてお決まりの温泉分析書と湯使いの表示です。
CA3C03548kx0.jpg CA3C03378kx0.jpg

源泉名 湯の沢温泉
泉 質 ナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉(中性等張性冷鉱泉)(旧泉質名:含塩化土類-食塩泉)
知覚的 微かに淡黄色澄明 微カン味 無臭
泉 温 8℃(気温-3.6℃) 
ph 値 6.6
密 度 1.0059
蒸発残留物 9.520g/kg
成分総計 9.627g/kg
試験年月 平成22年3月

浴槽が広くなりゆったりできるようになったそうです。
入り口ドアの建付が悪く、ちょっと締まりが悪いのですが、浴場はサウナもあって現代風

(マウスオンして見てね)

塩素投入とのことですが、塩素臭は気になりません
CA3C03348kx0.jpg CA3C03468kx0.jpg
冷鉱泉を熱めに加温してあり、とっても心地よく、肌触りしっとり
湯口部の岩組は、旧浴場時代の物を利用しているそうです

サウナの水風呂は、源泉浴槽だったりしてます
蛇口からは源泉が
湯温が低いので、長くは入ってられなかったですが、源泉も楽しめるのが良いですね
CA3C03558kx0.jpg CA3C03408kx0.jpg
シャンプーやボディーソープも常備された洗い場が5つと広くはないですが、新しいだけあって綺麗

そして、湯上がり後は囲炉裏に座って(280円)
CA3C03668kx0.jpg
加温・循環濾過・塩素投入と差ほど期待してなかったのですが、源泉も楽しめる上、塩素臭もなく、なかなか良い湯でした
塩化物の冷鉱泉、いつまでも身体が&しっとりしています
改装前の「湯の沢温泉」で湯浴みしておけば良かったなぁ~

ブログランキングに参加しています。
ワンクリック応援よろしくお願いします。
↓↓↓



占冠湯の沢温泉 森の四季
住所 勇払郡占冠村湯の沢峡
(0167)56ー2311
入浴営業時間 11:00~20:30
定休日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
入浴料 大人\420 小人\140
公式サイトhttp://www.yunosawa.com/



(2013/10/02)

増毛町「麺屋 田中商店」

増毛の秋の風物詩、暑寒別川にの遡上を見に行ってきました。
IMG_0398jd.jpg
河口から3~400mの所に漁業施設があり、そこから遡上できないようになっているようです。
鮭孵化場があるらしく、そのためにで捕獲すると思うのですが・・・他のは、ここで産卵するのかな?

ただ遡上のピークは過ぎてた様で、頭や背びれの部分が白く変色してて(ほっちゃれ)、力強く泳ぐ
ほとんど居なく、力尽きたが・・・
IMG_0410jd.jpg IMG_0403jd.jpg
多くのカモメやカラスの命の源となり、可哀想な気もしますが、これで脂肪が蓄えられ厳しい冬を鳥たちも越えられるのでしょうね
それでも河口付近の水深の深いところで、出遅れたのかな?
力強く飛び跳ねてる鮭も観られます。
こちら増毛観光情報局の動画、最盛期の鮭の遡上が観られます。

暑寒別川から増毛駅に移動
IMG_0421jd.jpg
1921年(大正10年)11月5日開業の深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅
エッとっくの昔に廃線の駅だと思ってました失礼しました。

IMG_0436jd.jpg
1面1線のホームを持つ、留萌駅管理の無人駅だそうです。

IMG_0435jd.jpg IMG_0423jd.jpg

IMG_0428jd.jpg IMG_0429jd.jpg
駅舎とその周辺は、32年前「高倉健さん」が主演した映画「駅 STATION」の舞台となったことで有名らしいですが・・・観てないので分かりません

増毛で有名と言えば、やっぱサクランボやリンゴ、甘海老、そして日本最北の酒蔵「國稀酒造」ですょね
IMG_0457jd.jpg

そして、その國稀酒造の酒蔵の真正面、実はこちらのを食べに遙々やって来ました
IMG_0456jd.jpg
玄関前から、良い香りが・・・

中に入ると、更に香り強烈海老好きな私には、もうたまりませんねぇ
IMG_0448jd.jpg
人口4,900名ほどの小さな町の、6~7名ほどのカウンターとテーブル席が3卓の小さなラーメン屋さんが、平日なのに気づくと満席に近い状態に

甘海老はもちろんですが、國稀の酒粕を使用したも美味しそうだね
IMG_0441jd.jpg IMG_0447jd.jpg

私は、海老みそラーメン(800円)

海老の香りがとっても良いです
トッピングは、メンマ・長ネギ・バラチャーシュー・味付け玉子と・・・
これは珍しいそば屋みたいだね揚げ玉
甘海老の香りと海老の出汁が味噌と混じり合い、濃厚な味わい。
鼻に海老の風味が抜けると更に美味しさが
スープを飲む手が止まら~ん
海老・エビ・えびしてて、麺やトッピングの印象が薄かったかも~~

こちら、酒蔵みそラーメン(750円)
IMG_0451jd.jpg
國稀酒造の酒粕をラーメンに利用してるらしい
芳醇な香りの酒粕が白味噌と出逢ってしまい独特の香りがしてる様ですが、私は海老の香りに鼻が麻痺中でした
甘味が引き立てられ、濃厚で食べやすいそうです
連れが「しょっぱい(塩辛い)」と言わなかった味噌ラーメン、これで2軒目です
酒粕と味噌は相性が良いんですね。
これで、お鍋なんて作っても美味しいかも

ブログランキングに参加しています。
ワンクリック応援よろしくお願いします。
↓↓↓



麺屋 田中商店
住所 北海道増毛郡増毛町稲葉町1-16-2
 0164-53-3680
営業時間 11:00~19:00
定休日 不定休



(2013/10/09)

和風レストラン『ふじかみ』

日高山脈の麓にある町、また全国的に有名な名馬の産地でもある『日高町』に行ってみました。
「今日のランチは日高で新鮮なツブが食べた~い」なんてしてたのですが・・・
周辺を見ると日高町名物「やまべ」なんて看板が、所々に見られます。
川魚?海は?と…

そうでした
2006年(平成18年)に、旧日高町・門別町の2町による飛び地合併したのが、現在の「日高町」で、海に面したに日高(門別)と新ひだか町とが、私の脳内地図で混乱
無題456
真ん中に平取町が挟まってて、町の面積の半分以上が飛地となっている面白い町なんです
ほぼ同時期にあとから誕生した『新ひだか町』とは無関係らしいのですが、少々紛らわしいと言うか・・・

・・・と、言うことで、の名物「やまべ」を食べることにしましょう

窓に大きく貼られた「やまべ天ぷらそば」に引かれ、樹海ロード日高道の駅に隣接する「ふじかみ」さんへ

CA3C0413vqt.jpg
やまべ天丼・やまべ天そば・やまべフライ・やまべ天麩羅と、やまべ料理がたくさん。
サケ科に属するサクラマスのうち、降海せずに、一生を河川で過ごす河川残留型の個体のことを「ヤマメ」(山女魚、山女)と言うそうですが、北海道では「ヤマベ」とも呼ばれるのが一般的かもしれませんね

オーダーしたのは、やまべ天丼・蕎麦セット(1,155円)
CA3C04142d@tn.jpg
お蕎麦は、ごま蕎麦でツルツルと食べやすく

天丼には、10cmほどの開きやまべの天ぷら
CA3C0416vqt.jpg
衣がサックサク・・・油っこさも感じられませんし、川魚特有の臭いもなく、濃い味のタレで美味しくいただけます。
海の魚より、あっさりめの川魚が好きな私には

ブログランキングに参加しています。
ワンクリック応援よろしくお願いします。
↓↓↓



ふじかみ
住所 北海道沙流郡日高町本町東1丁目298-12
 01457-6-2113
営業時間 11:00~21:00
定休日 火曜日



(2013/10/02)
プロフィール

さえ

Author:さえ
性別 : 女性
現住所 : 北海道

湯桶とイスを元の場所に片付けましょう
アルバム
カテゴリ
最新記事
検索フォーム
月別アーカイブ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

YouTube
リンク
お友達の新着記事
Comments+Trackback
Comments<>+-
Trackback <> + -
アクセスランキング
ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: