オンネトー温泉『景福』で、コバルトブルー色の湯を満喫したあとは、北海道三大神秘の湖の1つ
「オンネトー湖」を訪れてみました。

活火山の雌阿寒岳と付近の山々から流れるキレイな水の化学反応で、1日に5回以上も湖面の色が変わると言われ「五色沼」とも呼ばれています。

名前の由来はアイヌ語から来ており「年老いた沼」あるいは「大きな沼」と言う意味
波のない時は雌阿寒岳と阿寒富士を
湖面に映し出すのですが、今回はちょっと

が・・・


雌阿寒岳の噴火による影響で出来上がった沼で、湖水は酸性が強く、

魚類は棲めないそうですが、

エゾサンショウウオとザリガニが生息しているそうです。
神秘的な池は、魚が住めないのかな?

この美瑛白金の『青い池』にも命を感じられなかった事を思い出されます


でも、美しい青に魅せられてしまうのょね

オンネトー湖から1.5km離れたところに国の天然記念物に指定されている『オンネトー湯の滝』があります。

駐車場のゲートから遊歩道(林道1.4km)を歩いて行くと・・・

ヒグマの出没地域なので、注意・対策が必要

で、


出会ってしまった

綺麗なアオダイショウと・・・


カメラを向けると、慌てて逃げだしちゃいました

世界でも貴重なマンガン酸化物生成現象を地上で見られる場所であり、2000年9月6日に国の天然記念物に指定され、日本の地質百選の1つに選ばれてもいます。

アカエゾマツの原生林内にあるオンネトー湯の滝は、高さ20mほどの安山岩溶岩の岩肌を流れる
二条滝です。

滝上流の泉源では40℃ほどの温泉が湧き出し、以前は滝上の池が天然の露天風呂として湯浴みが可能、他にもコンクリートと石で作られた「オンネトー湯の滝下部露天風呂」もあったのですが、微生物(糸状藻類とマンガン酸化細菌)によって酸化マンガンを生成する現象が発見されたため現在は池での湯浴みは禁止、
オンネトー湯の滝下部露天風呂も破壊され、
脱衣小屋だけが残っています。
ここオンネトー湯の滝は、世界唯一の『生きた鉱床』だそうで・・・

この黒く付着している物質が酸化マンガンのようですょ
そう言えば、滝下の池に無数の全く尾びれが綺麗でないグッピーと大きなティラピアが居たはずですが・・・
その外来種が藻類を食べ、二酸化マンガンの生成が極端に減っているそうです

足寄町は1999年から毎秋、ポンプで池の水を汲み出し、数千匹の外来魚を網で捕獲してきたそうですが、完全には捕りきれず、再び繁殖を繰り返すと言うイタチごっこ

そこで考えられたのが、この大掛かりな仕掛け

滝の流れを池の手前でせき止め、温泉が流れ込まないようにし、パイプを使って迂回させ沢に流し
残った池の水の温度が、

冬の厳しい寒さで、熱帯魚が生息できない

15℃以下に下がると根絶するのでは?と考えられてる様です。

観賞魚として可愛いグッピーや、摩周鯛なんて言われて美味しい

ティラピアには罪はないけど、成功すると良いですね
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オンネトー湯の滝〒089-3963 北海道足寄郡足寄町上螺湾
(2014/06/04)