道道88号本別留辺蘂線、置戸町より55km付近に
温泉案内が現れます。
そこから、鬱蒼と茂るトドマツやエゾマツの

原生林の中、ヌカナン川に沿って進む未舗装の林道を3km


ここの地名はアイヌ語のメトッ( 山奥)に由来しているそうです。
(※マウスオンすると画像が変わります。スマホの方はタップすると画像がか変わります。)
がパッと開けると、真っ赤な屋根の「芽登温泉ホテル」が現れます。
ここの

はアイヌの方々には古くから知られていたそうですが、「発見」「開湯」されたのが1901年(明治34年)。
それ以来、100年以上にわたり湯治の湯として非循環、非塩素、非濾過、自然湧出 源泉100% 掛け流しが守り続けられているので、今でも多くのファンが

を訪れるのでしょうね


から降りると森の香りと微かに温泉の香りが・・・もうたまりません


温泉は逃げないのに、


足早に
芽登温泉ホテルの入り口へ向かう

入り口には会員の証
『日本秘湯を守る会』の提灯が下がっており、その横の小さな窓口で入浴料を支払います。

「2名で1,040円です。」と案内され、支払ったのですが、今年の4月頃から少々システムが変更になった様で、窓口の横に貼られている案内を読まなかったばかりに・・・

のちにガッカリするハメに・・・


案内画像はクリックすると拡大しますので、よく読まれると良いと思います。
左側の廊下の奥が大浴場
(※マウスオンすると画像が変わります。スマホの方はタッフして下さい)
こちらにも『日本秘湯を守る会』の提灯が下がって、秘湯感満載

大浴場入り口付近はリフォームされ、
座り心地良さそうなソファにも変更されて、掲示物もスッキリと
温泉分析書と「当温泉は飲用許可を取得していないため、飲用なさらないでください」って
貼り紙が・・・え

以前来た時は黄色のコップまであったのに・・・

別に温泉を飲みに来たワケでないので、それはソレで・・・

源泉名 湯元1号、湯元2号、混合泉
泉質 アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:単純温泉)
泉温 51.4℃(気温 -2℃)
知覚的試験 無色澄明・無味・微弱硫化水素臭
(採水後28時間・無臭)ph値 9.1
成分総計 0.247g/kg
試験日 平成21年3月
脱衣所もリフォームされたかな?綺麗になったかも・・・


でも、あの古い昭和32年の温泉分析表はそのまんまです
(※クリックすると拡大します)
廊下にもありましたが、脱衣所にも
貴重品ロッカーがあるので、長湯してても安心です

また「
当館の給湯・冷暖房システム」の図解も貼られてたので、見てみると

2つの湯口のうち、1つは熱交換機を使用しているので冷たいですが100%温泉水です。
その熱エネルギーは、館内の暖房やシャワーなどの給湯の加熱に利用し、また冷房は湧水を冷熱源としてるそうです。
では~久しぶりの芽登温泉の湯を堪能しましょう


澄んだ
お湯が浴槽から溢れてる光景は、

まで来て良かったという気持ちにさせてくれます

また女湯はヌカナン川の渓流に面しているので、眺めもこの通り



大露天風呂への入り口に木製のフェンスが見えますね
大露天風呂も変わったのでしょうか

以前は出入りが丸見えで、女性風呂に入るな

とか、
覗きは犯罪です。などとアホなお客のために苦労していた様ですが・・・


フェンスがあると

たち女性も安心感は

本日の1番の目的は、大露天風呂(混浴)だったので、早速


渓流沿いを降りて行くと・・・

向こうに脱衣所らしき建物が・・・

暖簾に「巨岩の湯」と書かれているけど、新しい大露天風呂なのかな


脱衣所のもう1枚のピンクの暖簾を潜ると・・・

そりゃ~もう~ビックリ

(※マウスオンすると画像が変わります。スマホの方はタップすると画像がか変わります。)
モザイク柄の青い湯底が余りにも綺麗過ぎます
新聞記事に寄ると、今年4月28日に完成した3つ目の露天風呂「巨岩の湯」なのでした

ヌカナン川を眺め、時には水を飲みに来るエゾシカやキタキツネ、運が良ければシマクフクロウも見る事が出来るそうです
湯口は2ヵ所、岩組した間から湯が注がれ、ちょっと味気ない
塩ビパイプから排湯されています。
ここにも『日本秘湯を守る会』の提灯があり、秘湯度アピール


20名くらいは湯浴み出来そうな広さです。
スベスベ感たっぷりの
優しい湯に浸かって、待ってたのですが、それにしても・・・連れが来ませんね

先ほどの
フェンスのところまで戻って、大露天風呂の方に声を掛けてみると「


施錠してあって“巨岩の湯"に行けないょ」って・・・

混浴しながらお喋りしたかったのに、他に男性客も居ないと言うので、

フェンス越しにお喋りとなってしまいました

以前の混浴露天が、現在は男性専用の露天風呂になり、あの
お昼寝していたヘビも居ないとか・・・


(2009年撮影)
景色は「
山の斜面が素晴らしく見えるょ」と・・・

男湯露天

ちょっと可哀想かも
内湯に戻ると、ドアの曇ったガラスに「ご利用案内」が貼られてました

(※クリックすると拡大します)ちょっと字が見難い上

ビデオ撮影に気を取られていたのと、受付横の
「巨岩の湯案内」も見落としてました

男性専用・女性専用・混浴・貸切と時間制になり、混浴は13:30~ですが、既に14:00

過ぎ、全く解錠してくれる様子もなく・・・更に(カッコ)内をよく読むと、混浴での利用の場合は、当館指定の
湯浴着(レンタル費300円)着用厳守になってました

今更、また服に着替えて湯浴み着を借りに行くのも・・・時間が無く

てか、受付で混浴のこと声掛けてょ~
・・・と言うことで、本日の混浴は諦め

、内湯と女性専用露天風呂で〆て帰ることにしました

混浴希望の方は、
公式HPや館内の案内掲示物や入浴料支払時に受付窓口に確認してね


は、そのうち「巨岩の湯」リベンジの予定ですが・・・
《内湯・女性専用露天につづく》参考になったと思われた方は、
是非↓↓↓こちらをクリックしてね
芽登温泉ホテル住所 北海道足寄郡足寄町芽登2979番地

0156-26-2119
日帰り入浴 10:30~20:00(閉館)
巨岩の湯 10:30~12:00 男性専用
12:00~13:30 女性専用
13:30~20:00 混浴(湯浴着着用)
料金(税込) 大人:520円(中学生以上)小人:250円(3歳児から小学校6年)乳児:150円(3歳児未満)
公式サイト
http://metouonsen.jp/過去記事
http://kurumi2002217.blog77.fc2.com/blog-entry-68.html(2015/09/09)