阿寒国立公園内、雌阿寒岳の西北、標高700mの原生林の中に3軒(
野中温泉別館・野中温泉・
オンネトー温泉景福)の温泉宿があります。
今回は、こちらの
「野中温泉別館」と、今年(2011年)4月に日帰り温泉の施設に生まれ変わった「野中温泉」に立ち寄りました。
ユースホステルは取り壊され、リニューアルされた「野中温泉」

玄関先には、
ガーデンベンチやテーブルもあるので、暖かい日にはココで休憩も出来ますね


1919年に温泉旅館を始め、1956年に旅館兼ユースホステルとなり、1960年に北海道で第1号、全国でも39番目に指定された民営の国民宿舎を始めたそうです。
新館から、女将さんが出て来られたので、入浴料(大人1名200円)を支払い
旧館の廊下を抜けて浴場へ行きます。って事は浴場は前のままって事ですね

脱衣所は・・・殺風景と言うか
洗面台が1つ、ベンチと脱衣籠があるだけ・・・そして洗濯物がいっぱい干されてました


そ~言うのアットホームで良いです

脱衣所には、お決まりの温泉分析書と温泉分析別表もあります


源泉名 雌阿寒温泉 野中温泉1号
泉 質 含硫黄-マグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩-塩化物泉(硫化水素型)
(弱酸性低張性高温泉)(旧泉質名:含石膏・食塩-正苦味硫化水素泉)
湯 温 43.8℃(気温24.7℃)
湧出量 550リットル/min
知 覚 無色澄明、弱苦味、強硫化水素臭
ph 値 8.8
残留物 3.431g/kg
総 計 4.038g/kg
「野中温泉別館」とは、源泉井が違うんですねぇ~
でも、こちらの浴場も隣の「野中温泉別館」と同じく、湯船も壁も天井も、床まで釘を1本も使わずにアカエゾマツとトドマツで組まれているそうで・・・楽しみ


しながらガラス越しに浴場を見ると、

湯船?南国の珊瑚礁?

急いで浴場へ




イソギンチャクにクマノミが隠れ、ルリスズメダイが舞う南国の海の色みたい

ほんのり青味がかった透明な湯なんだね、強い硫黄臭もプンプンと浴場いっぱい


内湯のみのシンプルな湯船だけど・・・
湯船内に付着した湯花と、大きな窓から差し込む光

と吹き抜けの天井からの陽の光

で

マリントブルーに見えるんだね。


が泳いでそう~

浴感は、隣の「野中温泉別館」より柔らかいかな?そんな気がするけど・・・良い湯なのは間違いない

湯あたりするまで、湯浴みしてたい気分

こちらの湯も白濁する湯らしいですが、源泉の投入量が豊富で、湯船の湯は透明なままの新鮮な湯



湯口の近くに寄ると、泡で身体中がこそばゆい感じになり幸せぇぇ



大量に掛け流される湯は、排湯溝が作られるので、そこにドンドン流れていきます

なんだか、もっいないね

持って帰りたいわ~出来る事なら源泉井ごと・・・

洗い場には、カランもシャワーもないけど、壁から温泉と思われる湯が、常に流れているので

角材の椅子に座り、ケロリンの桶を使い洗身・洗髪するんです

いつまでも、湯浴みしていたかったですが、連れが待っているだろ~と、休憩所に急ぎます



こちらも、以前のユースホステルのままらしいです。
そこへ、お客さんが
「ここ(玄関)だけ新しくて、廊下も休憩所も前のままなんだね」って・・・
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雌阿寒温泉
「野中温泉」(旧野中温泉ユースホステル)
住所 〒089-3964北海道足寄郡足寄町茂足寄159番地
電和 0156-29-7454
営業 07:00-21:00
休み 年中無休
(2011/10/13

)
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透明の硫黄泉 ... 景福の内湯みたい感じかな??
凄く綺麗な浴場 ... 露天は、やっぱ...ないよね??
いきたぁ~ぃ すげぇ~ いきたい。。。
コメントありがとうございます。
> 透明の硫黄泉 ... 景福の内湯みたい感じかな??
そそそ・・・あんな感じ
景福みたく足元自噴じゃないけど、綺麗な透明で・・・
とにかく、キレイ
> 凄く綺麗な浴場 ... 露天は、やっぱ...ないよね??
露天の有無を書き忘れてたね
今、記事の方に追記しておきました(^_^)/
そっか、リニューアルしたんだ!
おじいさんやおばぁさんはどうしたんだろ?
今は誰が管理してるのかな?
よしっぜひ来月にでも行きます!
うぅ・・Mちゃんありがとー!
コメントもありがとうございます。
今年3月31日までは入浴だけやってて
4月末にリニューアルオープンしたらしいょ
あの湯に入れなくなるのは
たしかに・・・湯の色よりブルーになるね
来月、たっぷり湯浴みしてきてね